
初めてオンライン勉強会を行いました。
有意義な時間を共有することができたことを感謝いたします。
今回は初の試みとして、瞑想に入る時、
ブッダの呼吸の瞑想の経典(アーナパーナサティ・スッタ)を
わかりやすい言葉に変えて読んでから、各自瞑想の時間をとりました。
自分のありのままの呼吸に気づくと同時に、
呼吸だけでなく、
ご自身の他の部分の状態に意識が向き、
マインドフルネス瞑想の体験が深めていただけていたら嬉しく思います。
今回は、質疑応答の中で感じたことをいくつか書きたいと思います。
質疑応答といっても、質問の内容に制限はないので、
日常の悩みや抱えている問題などをお話いただき、
オープンカウンセリングのような時間になりました。
ある方の質問の中で、現在起きているコロナ騒動の中で翻弄され、動き回っている自分がいるというお話がありました。
経済的なことへの不安、肉体への恐怖を感じ、なんとかそれを避けようとしている状態だとのこと。
言葉の上では、それはネガティブな感情で、行動もそれに準じてネガティブなことをしているように聞こえるのですが、
しかし私は聞いていて不思議と違和感を感じず、逆にネガティブなものよりもポジティブなものを受け取りましたので、
「何も問題はないので、そのまま直感に自分の身を委ねることです。」
とお答えしました。
なぜなら、その方の意識はしっかりとご自身の内側に向いていたからです。
言葉の上ではネガティブな事をお話されていましたが、ご自身の状態に気づいて客観的に見ることができているのです。
無意識の領域では、このことでさらに本来の自分と繋がるとわかっているので、実は今も表面的な言葉とはうらはらに、めちゃくちゃ楽しんでいらっしゃいますし、カメラの向こうからイキイキしているものを感じたのです。
彼女は去年から瞑想会や勉強会に参加していただいていて、日々の瞑想を習慣とされていますし、真剣に探求をされているのはお聞きしていましたが、改めて瞑想のパワーを感じた時間でもありました。
「自分の状態にただ気づく」
この、「ただ気づく」というのがポイントです。
それは思考や感情や感覚と「私」が一体化していないということです。
それは心が平静でいるということです。
これができるようになってはじめて
「意識の変化」
が起きていきます。
エゴと本当の自分との区別が見分けられるようになっていきます。
肉体をもって生きていれば、肉体を離れる日までは、様々なドラマを経験します。
経済的なこと、身体的なこと、あらゆる人間関係での体験を通して、どんな出来事からもこの「意識の変化」を促していくことができます。
この大きな時代の変化の中、あなたが不安になったとしても何の役にも立ちません。
それよりもこの状況の中ですべきことは何なのか?が大切です。
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