
勉強会では参加していただいた方からご質問やご相談を伺うことがありますが、それには2つの種類あります。それは、
物語か物語ではないか
に分けられます。
物語というのは、
自分の身の回りに起こる出来事について、
もしくは、他人の身の回りに起こる出来事について
その比較、羨望、嫌悪、怒り、悲しみ、または喜び
こう変わらなければならないもの
変化させたくないもの
正しいこと
間違っていること
他人が良い人なのか悪い人なのか
必要なものについて
不要なものについて
恐ろしい体験
素晴らしい経験
これまで経験した物語
もしくは、これからの物語についての話が1つ目です。
もう一つは、物語ではない質問やご相談です。
わたしたちは個人個人、それぞれ個性的な物語をもっています。
それはお顔と同じく、どれひとつとっても全く同じものはありません。
これから先の未来で経験することも個人個人で多種多様でしょう
しかし、物語はこの世の出来事ですので無常です。
それは、現れ、変化し続け、やがて消えてゆくものです。
真実とは、変化せず、無条件なものです。
物語に意識が向いている間、
そこにしがみついている間は
真実、本当の自分、存在に触れることができません。
なぜしがみついてしまうのをやめられないのか?
それは、物語の如何によって自分が幸せになれると期待しているからです。
自分の意識がどこに向いているのかに気づくことができれば、いつでも本質に戻ることができます。